STAD(スタッド) その2

昨日の続きです。


どの検査もそうですが


検査の点数だけでなく


対象者の反応を観察することが


重要です!


STADも漏れなくそうです。


STADには13項目あります。


1:アイコンタクト

教示『困っていることはありませんか』

2:名前発話

『お名前を教えて下さい』

3:見当識

『今日は何月何日ですか』

4:構音器官

『上の唇をなめて下さい』

『舌を左右に動かしてください』

『舌を出したり引いたりして下さい』

『頬を膨らませて下さい』

5:指示理解

『目を閉じて下さい』

『耳を触ってください』

『手を握ったり開いたりして下さい』

6:手指構成模倣

『真似をして下さい(チョキ・狐)』

7:構音交互運動

『ぱぱぱ・たたた・かかか』

8:復唱

『ウミ・タマゴ・テブクロ』

9:数唱

『1~10まで声に出して数えてみましょう』

10:物品呼称

『これは何ですか(ペン・歯ブラシ・体温計)』

11:図形模写

この図形を真似して書いてください(2種類)

12:名前書字

『名前を漢字で書いてください』

『漢字にかなをふってください』

13:書き取り

『私が言うとおりに書き取ってください』

(とうもろこし・クリスマスツリー・犬も歩けば棒に当たる)


非常に簡単です。


簡単すぎて不安になるくらいですw


しかし妥当性・信頼性も検討され


標準化もしているため


使い勝手の良い検査だと思いました。


興味がある方は是非!


室内




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