記憶障害について

記憶の分類


【時間による分類】

①短期記憶→数十秒程度

②長期記憶→数分から数十年


【短期記憶とは】

 容量は7±2(単語も音節数に関わらず1とカウント)

①即時記憶:覚えた後すぐに何の邪魔のない状態ですぐ想起する。以後忘れてしまう。数唱で判断できる。数唱は5桁出来れば正常


②作業記憶(ワーキングメモリー):作業や動作に必要な情報を一時的に覚えて、それを使う能力。例→暗算など


※短期記憶は貯蔵機能が重視

※作業記憶は情報の操作が重視


【長期記憶の分類】

①宣言記憶(言葉によって表現できる)→エピソード記憶、意味記憶


②非宣言記憶(体験によって獲得、説明できない)→手続き記憶、その他


【エピソード記憶】

 出来事の記憶(したこと、見たこと、聞いたこと、読んだこと、言ったことなど体験そのもの)、その時間、場所、関与した人についての記憶


【意味記憶】

 言葉の意味、物の概念、社会的な知識など


【手続き記憶】

 練習を重ねて体で覚える、技能の記憶

 自転車の乗り方、編み物、パソコンの操作方法

 練習して身に付けたものはすべて


時間がかかったので続きは次回


今日も頑張りましょう!


室内



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